概要
精度は正直良くはないですが、けっこうかわいいやつです。
人”だけ”を検知し、その人間の感情を読み取ります。喜び、悲しみ、怒り…などなど。
また、人を見つけたらその人を追いかけるようになっています。
人を追いかける原理は単純で、人の顔を見つけたとき、その人の顔をカメラの画面中央に持ってくるようにします。その処理を繰り返すことで人を画面に捉えておこうという代物です。
ハードウェアとして使っているカメラと動作機構は「カメラ2軸マウント」で調べたら出てきます。
解説
追従カメラ(表情分析付き)は、
人を顔を検知し(物体検出)、表情を分析するライブラリを使用しています。
PythonのFERと言うのですが、これによって喜怒哀楽を数値化しています。
また、カメラから取得した画像から、カメラと被写体の画角を調節して常に捉え続けるというプログラムを走らせています。
これによって、表情を見分けてずっとこっちを見てくれるチイカメ(小さくてカメラなやつ)ができるわけです。
改善点
今回の場合、部員募集のためのパフォーマンスとしてもともとの追従カメラを改良させました。
反応速度やコードが良くなったという点もありましたが、他にも機能としてモザイクをかけることや検知音も追加させました。
カメラの画像をディスプレイに表示するのでプライバシーの面でモザイクかけました。割といい判断だったと思います。個人情報にはみんな敏感ですし。
音に関しては、機械のサイズが小さすぎて音出さないと誰にも気づかれないんですよね〜
応用方法
今回で、表情の数値化と人を追従する機能が完成したので、これをもとに人っぽい会話AIを作成できるかもしれないです。現実的なところでは、文化祭のマスコットっぽい招き猫的なものになるかもですね〜
宣伝
もとになった作品があります。ぜひ見てねー